発達凸凹(でこぼこ)的な消費生活

~発達障害サラリーマンの家計奮闘人生記です~

ルーティーンではない生活

生活リズムを整えた休日を。

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長い連休となると、当然いつも違う生活を送ることになる。眠い目をこすり、朝ごはんをかき込み、満員電車に揺られることなく、朝のスタートから見ても劇的な生活の変化を遂げる。

 

これは日々身体を酷使して働いている我々にとっては良いことなのだが、実は変化に敏感な発達障害者にとっては、感覚的に身体はちょっとしたストレスを抱えることがある。

 

それは、日常と違うことに際して「ルーティーン化されていない生活へのちょっとしたストレス」である。「なんだ仕事でもストレスで休みでもストレスだったらダメダメではないか。」と思われるかも知れないが、休日に切り替わったことによるのストレスは仕事のストレスとは比べ物にならないほど低く、しかもあまり自覚もないため何となく過ごしてしまいがちになるが、最初の2、3日は「休みなのになんか疲れるなあ」という感覚である。

 

それは特に、休みだからと言って積極的に外出したり、旅行をしたりと普段と違うところに行ったりして行動した人に良く見られることのように思う。

 

睡眠であれば、ついつい夜更かしをしてしまったり、寝る時間・起きる時間がばらばらになったりと、リズムが崩れる。かといって家でダラダラ過ごして、好きな時間に起きて、好きな時間に寝て、好きな時に食べたいものを食べて、誰ともかかわらず、漫画やテレビゲームに没頭する人もいる。

 

積極的にお出かけして過ごす人も、家でダラダラ過ごす人も、どちらも素晴らしい連休の過ごし方であるのは間違いない。

 

そして、ここからが本題なのだが、このリズムに慣れてしまってくると、今度は逆の現象が起こる。休日のルーティーンから仕事が始まってからの「平日への移行の負荷」である。休日のパターンに慣れてしまった身体や脳は、今度は逆に、平日のパターンに戻った時の変化から起こるストレスに身をさらすことになる。

 

これはよくある「明日から仕事だよ。憂鬱だな。」というストレスとは異なる。

実際に仕事の生活が始まってから数日の間に起こる身体的ストレスや精神的ストレスである。

 

やっと慣れた休日のパターンから平日へのパターンへの移行期間に起こるのである。

そしてこのストレスは「平日→休日」よりも「休日→平日」の方が体への負荷が圧倒的に大きい。

 

 

 

 

筆者は職業訓練に通っていた時代があるが、そこでお盆と正月休みを経験したのだが、

訓練校のスタッフからは、「休み期間中は普段と同じようなリズムで過ごすように!」と何度も強く言われたことを覚えている。「休日を謳歌するな」と言うわけではなく、「訓練再開に備えて自己管理をしっかりしろ」ということだと思う。

 

 


 なぜ職業訓練校のスタッフがそんなに強いメッセージを発信したのか。

これはこれまで書いてきたように、発達障害者にとって生活リズムを崩すことは、ものすごくリスクが高いということである。日々変わらないような生活を望む我々は、生活リズムが崩れるだけで、ストレスをため込み、心身を壊していくのである。

 

定型発達に知って欲しい発達障害
  • パターンかした生活を好む。
  • 例えば、「月曜のネクタイは赤、水曜日のネクタイは青」、自分なりの決まったパターンにこだわりを持つ。
  • そして、そのパターンが崩れるとかなりのストレスを感じる。

 

生活リズムの乱れは、職業上の勤怠に影響が出て、欠勤ともなれば評価や賃金に影響がするのである。もっと深刻な状態まで行けば、離職ということになりかねないのである。生活リズムの乱れは経済的な損失とも言えよう。

 

たかが、休日の過ごし方と考えず、それなりに意識して生活してほしい。

 外で過ごす人も家で過ごす人も、充実した休日を送れますように。