発達凸凹(でこぼこ)的な消費生活

~発達障害サラリーマンの家計奮闘人生記です~

英語はおススメの言語となるのか

英語は救世主の言語となるか

 

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発達障害を抱えるものにとって、言語コミュニケーションは苦手とするところの一つだが、その中でも、聴覚情報の処理が苦手というようなことがある。

 

 

定型発達に知って欲しい発達障害
  • 耳での情報処理が苦手
  • 耳で聞いた情報を上手くまとめられない

 

 

これは、大人の発達障害者にとって、初めて就労した場合に、口頭での指示が上手く理解できず仕事に支障をきたしてしまうというようなことが出てくる。

 

例えば、「2月20日の水曜日に、15時から大阪オフィスで会議をします。テーマは「下半期の人事評価」について、Aさんにやってもらいたいのは、会議室の確保と、参加メンバーの選定、資料は1週間前までにBさんが用意するので、資料の最終チェックと参加人数分、資料のコピーをしてもらいたい。」というのを上司がさらっと口頭で言ったとする。

 

発達障害を抱える人にとってはメモをしっかりと取らなければ、やらなければならないことを聞き漏らす可能性は大いに出てくるのである。内容をしっかり理解できなければ、上司にこの件について質問もできないし、自分が何をすればいいのかも分からなくなってしまう。

 

筆者が思うに、日本語の語順は割と情報整理が難しいように思う。

そこで、上記の指示を英語にしたらどうだろうか?ということで英語にしてみた。

もちろん、あとで英語の説明を入れる。

 

We will have a meeting at Osaka office on the 20th of February, Wednesday, at 3 PM. The theme will be HR assessment of the latter half of the year. What I want A-san to prepare is to secure a meeting room, the selection of participants. B-san is going to prepare meeting documents by one week prior to the meeting day, so please have a final check of the documents and make copies of documents for all participants.

 

 

直訳すれば、私たちは会議をします。大阪オフィスで2月20日の水曜日に、午後3時に。

会議のテーマは、人事評価について、下半期の、Aさんに準備してもらいたいことは、1つの会議室の確保と、会議参加者の選定。Bさんが会議資料を準備するので、会議一週間前までに。だから会議参加者全員分のコピーを取ってください。

 

以上が英語を英語の語順通りに日本語で直訳したものだ。

人間の情報処理は情報の早い順に処理されるので、英語の語順通りに訳している。

 

もちろん見た感じはあまり大差ないのだが、この文章だけに限れば決定的に日本語と英語の間で大きな違いがある。

 

それはまず、英語では大きな動作が情報としてくるのである。

最初の第1文をみれば、日本語では「2月20日の水曜日に、15時から大阪オフィスで会議をします」とあるのに対し、英語では「私たちは会議をします。大阪オフィスで2月20日の水曜日に、午後3時に」となっている。

お気づきかとおもうが、英語の「私たちは会議をします」という大きな動作が先に出てくることによって、その後の情報を受け入れ易くなるのである。もちろん「会議をします」と言われたら、「いつどこで誰がやるのだろう」と真っ先に思い浮かべるわけで、後の「大阪オフィスで2月20日の水曜日に、午後3時に。」という情報がすんなりと頭に入ってくるのである。そしてもし、上司が開催場所やメンバー、日にちに触れないとすれば、自然と、いつどこで誰が会議をするのでしょうか?というような質問をすることができるのである。

もう一つ1文目で見て欲しいのが、日本語は頻繁に主語を抜くのに対し、英語では主語をめったな事では抜かない。だから、当然誰がアクションの対象なのかが最初にはっきりするのである。ここでは、「私たちは会議をします」と言うことによって、他の部署ではない私たちが、人事評価についての会議をするということが真っ先に分かるのである。

 

もう一つ特徴的なのはaやtheなどの英語の冠詞の存在である。日本語では「会議室の確保」とまでしか言っていないが、英語にするとto secure a meeting room とaがついていて文字通り、「1つの」という意味になり、会議室を1つ用意すれば良いというのが英語でははっきり伝わるのである。

 

そう、英語では情報がはっきりしているのである。文字だけでなく、英語の発声方法も音声情報的に分かり易くなっている。英語のイントネーションの存在である。強弱がはっきりしていて、重要な情報は必ず強く発音されるのである。重要な情報とそうではない情報の効き分けが難しい発達障害者にとってはこの強弱アクセントはとても大切な情報になる。

 

 

とまあ、なにが言いたいかというと、発達障害者にとって、英語は習得をぜひおすすめしたい言語なのである。習得こそが難しいとところではあるが、もし習得できれば、英語を活かした職について、聴覚情報のハンデを乗り越えて仕事をすることだってできるし、個性的な事を善しとする海外の文化で、のびのびと生活をすることだってできるかもしれない。

さらに敬語もないし、へんなところで気を遣う必要はないかもしれないのである。

 

今日のところはこの辺で。